【 愛 の 挨 拶 】ギター2重奏
イギリスの作曲家エルガー(1857-1934)が婚約者キャロライン・ロバーツに送った曲です。 いくつか作曲者自身の手による楽譜がありますが、 エルガー自身がヴァイオリニストであったためか、ヴァイオリン版がもっとも知られているかもしれません。
軽やかなシンコペーションの伴奏にのって舞うようなメロディは、 エルガーの困難な婚約までの苦労が報われた喜びにあふれているようで、一度で魅了される力を持っています。
クライマックスをファーストがハイポジションで歌い上げるところに集中してください。 運指を工夫して自分なりのこぶしを利かせて弾きましょう。 セカンドは自由自在にファーストについていく技量を磨いてください。 軽やかでドライブ感のある「愛の挨拶」にしましょう。
(2017-8-12 大谷 環・記)